HITO
「音楽は、世界への道標。音楽という媒体を通じ、自分の内側で感じるものを表現し、伝える。世界の様々な文化、表現を受け入れ、また正真正銘ピュアな自分を分かち合いたい。MODEL 1により力強くなったバイナル100%で紡ぐ私の音楽を楽しんでいただけたら 嬉しい」
HITOは、ベルリンをベースに活動する日本人テクノDJである。100%バイナルでプレイすることで知られるHITOは、Richie Hawtin主宰の「ENTER.」及び「ENTER.Sake」のレジデントDJであり、また、Dubfire, Loco Dice, Paco Osuna, Nicole Moudaberと並 んでAndy Rigby-JonesとRichie Hawtinが開発したDJミキサー「PLAYdifferently MODEL 1」のアンバサダーでもある。
日本の姫路にて生まれ育ったHITOは、当時より洗練されたレコードコレクションの中からディープテクノをプレイするクールさと、個性的なキャラクターとエナジェティックな表現力により、常にフロアから愛されている。
ベルリンに活動拠点を移してからは、レコードへの愛、エレクトニックでエモーショナルなスタイルの音楽へ情熱を深めていく中で、日本文化/日本酒という共通言語もあってかRichie Hawtinとの友好を深めることとなる。その後すぐ、スペインの人気クラブSpace Ibizaで2012年に開催されたパーティー「ENTER. experience」のレジデントDJに抜擢、「ENTER.Sake Terrace」では、エピックなオールナイトセットで多くのクラウドを魅了。HITOは「ENTER.」にとって、なくてならない存在へとなっていった。
HITOは、自身が理想とする音楽そのものを表現することにより世界に受けいれられ、そして世界レベルのアーティストに成長していった。 2017年は、DC10(イビザ)、Privilege(イビザ)、Cocoon(イビザ)、BPM Festival(ポルトガル)、Tomorrowland(ベルギー)、Sonus(クロアチア)、ULTRA / Resistance(クロアチア)など、多くの老舗ナイトクラブやフェスティバルに出演。また、同年8月には、ベルリ ンのIPSEにて自身主宰のパーティー「HITO presents OTO」をローンチした。
2018年、Hitoの待望のリリースはナポリのテック・ハウスシーンでは欠かせない存在DJ DEPとのコラボ作品”Mama Napoli”。これを封切りに、2019年にはNicole Mauldaber主催のMood recordsからSudoとのコラボ作品”Hale”をリリース、このEPには日本のテ クノマスターであるKen Ishii Remixがある。その年12月にはJay Lumen主催の Footwork recodより、”White Towe ep”をリリース、Patrik Berg remixはBeatport chartで上位をキープする。2020年、Artslaves 主催Deep tech lebel のMOAN よ り”WA ep” をRemixer にMartin Butrichを迎えての華やかなリリース。10月にはSudoとタッグを組んで “Kobe ep”をリリース。リミキサーにはKuukou主催のSimina Grigoriu, ミニマルテクノのCarlo Ruetzを迎えてのリリース。この先がまた楽しみだ。

Tomoki Tamura
大阪出身のDJ / プロデューサー。黒人ルーツのUSハウスに影響を受け、2000年代に大阪の主要クラブで活躍。2004年に英ロンドンに拠点を移し、自身のイベント「Holic」を開始。Fabric、Ministry of Soundなどロンドンの主要クラブで活躍し、2012年にはレーベルHolic Traxを主宰するなどロンドンのアンダーグランドシーンにおいて不動の地位を確立した。レーベル設立5周年となる2017年にはSatoshi Tomiie、Mr.G、Tuccilloという豪華な顔ぶれと共に3枚のEPをリリース。さらに盟友TuccilloとユニットDoubletを発足し、自分たちの音源をリリースする新レーベルを設立。“101” “202”は即完売するなど高い人気を誇る。現在までにサブレーベルBoothoic,Monoklo,TomTamClubを含め40枚以上のレコードをリリースするなどクリエイティブに活躍。現在はベルリンを拠点に世界各地のダンスフロアを沸かせている。またjazz, ambient, downtempoなど様々な良質のミュージックをセレクトしたダンスフロアだけに留まらないDj setも行なっている。ちなみに趣味はテニスで、今でもコートを縦横無尽に走り回るスポーツマンの一面も。
